ねうち帖

ブランド品

古いブランドバッグの買取

ブランドで値が決まる。傷んでいても、直さず拭かずに見てもらう

保存袋から半分出た使い込んだ革のハンドバッグと長財布のイラスト
イメージイラストです。実物の図柄は再現していません。

亡くなった母のクローゼットや、実家の押し入れから、昔のブランドバッグが出てくることがあります。内側がべたついていたり、カビが出ていたりして、売れるのか迷うところです。

業者の公開情報を見ると、古くて傷んだバッグでも値がつくことはあります。ただ、値段を大きく分けるのは、傷みの程度よりもブランドとモデルです。

傷みのあるバッグの査定の例

買取の比較サービス「ウリドキ」(ウリドキ株式会社)の解説には、汚れや傷のあるバッグの査定の例が載っています。

汚れや傷のあるバッグの査定の例(ウリドキ公開、2026年6月時点)
品物状態査定額
エルメス ケリー28ペンの跡、全体に使用感1,000,000円
シャネル マトラッセ角にすり傷400,000円
ルイ・ヴィトン エピ ノエ表面に傷が1か所50,000円
コーチ シグネチャー難あり3,200円
コーチカビあり1,000円

出典:ウリドキのブランドバッグの買取の解説(2026年10月1日更新)。2026年10月22日に確認。

買取店の買取大吉は、ルイ・ヴィトンは状態が悪くても、ほとんどの場合で買い取れるとしています。同店が示す、傷みのあるルイ・ヴィトンの買取の例は次のとおりです。

傷みのあるルイ・ヴィトンの買取の例(買取大吉公開)
品物状態買取額
ソミュール型崩れ、革が硬くなっている14,000円
シリウス45持ち手が壊れている8,000円
スピーディ30裂け、穴5,000円
ポッシュトワレット26内側にカビ(使える)4,000円
ポルトフォイユ・プラザ(札入れ)カビ、においあり1,000円

出典:買取大吉「古いルイ・ヴィトンの買取」(2026年8月4日更新)。基準の時点は書かれていない。2026年10月22日に確認。

ウリドキは、汚れていても高く売れやすいブランドとして、コーチ、ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメスを挙げています。一方で、もとの値段が安いものや、使い込まれて売り物にならないものは、買取を断られやすいとしています。

売る前にやってはいけないこと

ウリドキと買取大吉は、どちらも次の点を注意しています。

  • 自分で直さない。 正規店以外で直したり、自分で縫ったりすると、「改造品」「リメイク品」とみなされ、買取額が大きく下がるおそれがあるとされています。
  • カビや汚れを無理に落とさない。 ウリドキは、無理に拭くと表面を傷めるので、落とさずにそのまま査定に出すほうがよいとしています。
  • 人の肌用のクリームを使わない。 手入れをするなら、革用のクリーナーやクリームを使うよう勧めています。

やってよいのは、革用のブラシなどでほこりを軽く払い、やわらかい布でそっと拭く程度です。

手元のバッグを分ける

手元の古いブランドバッグの分け方
手元のバッグ考え方次にやること
エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトン傷んでいても値がつくことが多い直さず、そのまま複数の店で査定を受ける
コーチなど、もとの値段が手ごろなブランド傷みがあると数千円以下になりやすいほかの品とまとめて出す
カビ・においがある大きく下がるが、ブランドしだいで値がつく拭かずに、そのまま査定に出す
ブランドがわからない、本物か不安偽物に見えるものは断られるブランド品を扱う店で見てもらう

ウリドキ・買取大吉の公開情報をもとに、ねうち帖がまとめた。

付属品は一緒に出す

箱や保存袋、証明書のカード、鍵などの付属品は、買取額に影響するとされています。買取大吉は、店によって査定額に差が出るので、複数の店で見積もりを取るよう勧めています。

参考にした資料

  1. ウリドキ|汚れたブランドバッグの買取の解説(2026年10月1日更新)
  2. 買取大吉|古いルイ・ヴィトンの買取の解説(2026年8月4日更新)

いずれも2026年10月22日に確認。

この帖を書いた人

つぐみ

公的な資料と、買取業者が公開している価格を調べてまとめています。買取の目安は調査日時点のもので、状態や売り先によって変わります。

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