ねうち帖

切手・はがき

収入印紙の買取と換金率

郵便局では現金にならない。金券ショップの目安と、売れない印紙

アルバムに並んだ切手と、ひもで束ねたはがきのイラスト
イメージイラストです。実物の図柄は再現していません。

家の書類箱から、使わなかった収入印紙が出てくることがあります。国税庁は、収入印紙を現金に交換することはできないとしています。郵便局でできるのは、手数料を払って別の額面の収入印紙に替えることです。

現金にしたいなら、金券ショップや買取業者に売ることになります。収入印紙は額面に近い値で売れることが多い品物ですが、状態によっては買い取ってもらえません。

郵便局と税務署でできること

国税庁の案内では、次のとおりです。

  • 郵便局での交換。 未使用の収入印紙や、白紙・封筒などに貼った収入印紙は、別の収入印紙と交換できます。手数料は1枚につき5円で、10円未満の収入印紙はその半額です。
  • 交換できないもの。 貼った部分を切り取ったもの、はがしたもの、汚れたものや傷んだものは、交換も還付も受けられません。
  • 税務署での還付。 契約書や領収書に多く貼りすぎた場合や、課税文書の用紙に貼ったが使う見込みがなくなった場合は、税務署で印紙税の還付を申請できます。

日本郵便も、汚れや傷みのある収入印紙は偽造防止などの観点から交換できないとしています。

売る場合の換金率の目安

買取の比較サービス「ウリドキ」(ウリドキ株式会社)は、収入印紙の換金率の目安を次のように示しています。

収入印紙の換金率の目安(ウリドキ公開、2026年9月16日時点)
額面・形態額面に対する換金率
10万円以上97%
1万円以上97%
1,000円以上96%
200円以上(100枚シート)95%
200円以上(バラ)90%

出典:ウリドキ「収入印紙の換金率(買取相場)」。2026年10月21日に確認。店によって違う。

同じ解説では、次のような収入印紙は買い取ってもらえないことがあるとされています。

  • 一度貼ってはがし、裏の糊がないもの
  • 少しでも破れているもの
  • 店によっては、額面が200円未満のもの
  • 旧デザインの収入印紙(郵便局で手数料を払えば、新しい印紙に交換できる)

金券ショップで売るときは、住所の書かれた身分証明書を持っていくよう勧められています。

どれを選ぶか

手元の収入印紙の扱い方
手元の収入印紙向いている方法
きれいな未使用品で、使う予定がない金券ショップや買取業者に売る。額面の90〜97%が目安
額面違いで、近いうちに使う予定がある郵便局で必要な額面に交換する(1枚5円)
旧デザインのもの郵便局で新しい印紙に交換してから、使うか売る
契約書や領収書に貼ったが、使わなくなった文書ごと税務署に持っていき、還付を相談する
はがしたもの、破れや汚れのあるもの交換・還付・買取とも難しい

国税庁・日本郵便の資料と、ウリドキの公開情報をもとに、ねうち帖がまとめた。

印紙は、自分ではがさないことが大事です。封筒や用紙に貼ったままなら交換の対象になりますが、はがすと交換も還付も受けられなくなります。

余った切手の扱いは切手の換金方法と買取価格にまとめています。

参考にした資料

  1. 国税庁|収入印紙の交換と印紙税の還付について(令和5年6月)
  2. 日本郵便|収入印紙の交換についてのよくある質問
  3. ウリドキ|収入印紙の換金率(2026年9月16日)

いずれも2026年10月21日に確認。

この帖を書いた人

つぐみ

公的な資料と、買取業者が公開している価格を調べてまとめています。買取の目安は調査日時点のもので、状態や売り先によって変わります。

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